2018年10月にオープン。今、巷で注目の古民家カフェ!
当サイトでは、亀岡市周辺のスポットを紹介するために、これまでにもいくつものカフェを訪れました。
プルーンの木、Le Jardin Pop(ル・ジャルダン・ポップ)、cafe soto、香らん珈ろん、KIRI cafe等々。。。
亀岡市だけでなく、京丹波や福知山、また京都のみならず大阪など各地のカフェを訪れてきました。今回、twitterでお勧めとの投稿があったのを見て、ちょうどスケジュールも空いていたので興味がわいて訪れることにしました。
オープンしたのが2018年10月。しかも土日だけの営業ということもあってか、知る人ぞ知るという店だったのでしょうか、少しずつ来店者も増えネット上でも評判になってきたという感じです。
snsやネット上での評判を見る限りとても好評でしたので、どんなものなのかと期待をして来店しましたが、見事に期待以上の店でした! 古民家を改装した店内、カエルを中心とした遊び心のある置物類。異国の国に来たようなエキゾチックな調度類。モーニングのボリュームに値段に味。
何時間でも店の中でゆっくりできそうな、居心地よい店内は、今まで訪れてきたカフェの中でも屈指です!!
カフェに興味がない人にもお勧めできる、snsで注目されて当たり前のカフェでした!
「かえるのお宿」 いろんなカエルがお出迎え
店の名前は「かえるのお宿」。
場所は南丹市八木町山室山本33-2
吉富駅前の交差点を京北側へ向かい、しばらくまっすぐ走った後、途中で右折をします。そうすると、のどかな農村地帯の風景に、見慣れないような幟と案山子が!
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非常にわかりやすい目印ですね! カカシも手作りのようで、木に登ってカキを食べている兄弟というほのぼのとした題材です。
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このカエルとカカシのある次の道を左に曲がります。狭い道ですので、不安になるかもしれませんが、間違いありません!
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すぐにこんな、農村地帯に似つかわしくない、洋風?な壁とカエルがお出迎えです。隣に駐車場がありますので、そちらに車を止めます。
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車を止めて、モーニングの幟が立っている方へ向かいます。途中の幟といい、ここのといい、やけにモーニングを推してきますね。。。
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すぐに目立つ暖簾を発見!
まさにここがお目当ての山里カフェ「カエルのお宿」です!
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千客万来の招き猫ならぬ招きカエルが可愛らしいですね。
さて、どんなものかと、のれんをくぐって中を入ってみます。
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入口からカエルがお出迎えしてくれています。木製のカエルから毛糸で編んだもの、何で作ったか不明なもの。。。いろいろなタイプのカエルの置物があって、それを一つずつ見ていくだけでも面白いものです。
リラックスできる、まるでおばあちゃんの家のような雰囲気
入口の前に立つと本当にただの民家のようなたたずまいなので、店が開いているのかどうかちょっと不安になるようなところもあります。店の外からは中の様子が見えないのがちょっと不安を増長させます。
戸を開くとすぐに土間になっており、そこを改装してカウンター席とキッチンとになっていました。右手は靴を脱いで上がる座敷になっており、そちらがメインのカフェスペースです。
古民家を改装したカフェですが、畳の上に座る席もあれば、テーブルと椅子の席もあります。
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古民家なので純和風なのかと思いきや、調度類は洋風なタイプのものも多く、イメージ的には大正モダンといえる、和洋折衷のような雰囲気です。
物静かで、どこか懐かしく感じさせる空気感。喫食スペースである座敷と、キッチンスペースの土間は完全にふすまで遮られていますので、プライベート空間のように錯覚をしてしまいます。
庭から見える和風の風景。個室の空間。まるでおばあちゃんの家にいるような落ち着いたひと時を過ごすことができるはずです。
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縁側にもテーブルや椅子が置かれていて庭を見ながらゆっくりと過ごすことができるようになっています。
窓から見える庭にはもちろんカエルが!
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カエルコレクションでとなりの人間国宝さんに認定
そして、「かえるのお宿」という名前にふさわしく、部屋中にカエルの置物類が置かれています。堂々と目立つところにいるカエルもあれば、目立たないところにひっそりといたり。。。
こんなところにいたのか、と探す楽しみもありますね。
なんでも、こちらのオーナーの妙齢の女性は20代のころからカエルグッズを集め始めたそうです。カエルグッズを集めるに従い周囲の人たちからも旅のお土産などでカエルグッズを見かけるたびに買ってきてくれるなどで、コレクションは次第に増えていったそうです。
現在では、1200個ものカエルグッズをお持ちだそうです!
カフェに置かれているカエルはそのコレクションの一部だそうで、カフェのお隣に建っている自宅のコレクション部屋に大切にしまわれているそうです。そのうわさを聞き付けたのが、関西テレビ!
人気番組、よ~いドン!のワンコーナー、となりの人間国宝さんで取り上げられたのです。
円広志さんが訪れて、自慢のコレクションを見てとなりの人間国宝さんに認定!
自他ともに認める膨大なカエルコレクションなのです。
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コストパフォーマンス最高のモーニング!
さて、食べ物、飲み物ですが、コストパフォーマンスが高いと噂のモーニング。モーニングといえば普通は午前中しか注文できないはずですが、ここでは終日注文可能。
パンとおにぎりとを選べて、パンは、
バター、あんバター、ジャム、ピーナッツバター、明太子チーズ、ガーリックチーズ
の六種類から選ぶことができます。
おにぎりは一種類ですが「バクダンおにぎり」という名で、新米コシヒカリを使用したボリューム満点のおにぎりとなります。
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スープにゆでたまご、ボリューム有のサラダ(サラダ山の中に豆腐も隠されています!)、ミカンに、ジュース。これにプラスして食後にコーヒーと紅茶もついてきます。
これだけの量ですので、食べ終わった後は十分に満腹になります。モーニングというよりもランチでもいける量。
これだけのボリュームで、お値段なんと、500円!
最初注文した時は、飲み物は別料金なのかと思っていたのですが、お会計の時に込みの値段と気づきびっくりしたぐらいです。
ちょっとしたカフェなら、コーヒー一杯で500円取るところもありますので、モーニングで食事ができて、且つコーヒーが飲めるというのはどれだけコストパフォーマンスが良いかわかるでしょう。
もちろん、ただ量が多いというだけではなく味もしっかりしています。特にパン!ふわふわで柔らかくて口当たりが良い!
京都市内から離れた農村地帯ですので水がいいのかもしれません、ご飯もふっくらと炊きあがっておりお米本来の味が際立っているよう!また、京都らしくお漬物の味も良かったです。
今後大注目の古民家カフェ
現在は、土日のみの営業となっていますが、今後はさらに営業日を増やしていきたいとのことです。
昔懐かしの山里の古民家の雰囲気に、小洒落た調度類。カエルの置物による遊び心、そしてコスパ最高のモーニング!
雰囲気も、料理の質も、値段も申し分がないカフェです。
亀岡からだとおよそ三十分ほどの距離。場所的にもあまり拓けていない土地ですし、あまり店自体が知られていないかもしれませんが、今後Twitter や instergramなどでうわさが広まっていけば一躍人気店となるかもしれない可能性を秘めている店ではと、思うぐらいお勧めできるお店です!
2019年6月 追記
2019年6月に再訪したところ、上記の記事の内容から一部変更された点がありました。
まず、モーニングの値段の変更。
今まで500円だったのが600円に値上げ。100円高くなりましたが、コストパフォーマンスの高さは相変わらずです。
二点目。
パンの種類が従来のに加えて、宝塚の人気パン屋さん「パンネル」のパンを選べるようになりました。パンに塗るジャムやバターは従来通りのものが選ぶことができます。
パンネルさんのパンはずっとなのか一時的なものなのかは不明。食べたい人は早めに行く方がいいかも。
3点目。
ランチメニューの開始。
今まではモーニングが中心でしたが、ランチメニューも開始されて、特にかしわ(鳥肉)のすき焼きをメインにしていきたいとのことでした。
このかしわのすき焼きは、最低四人からで、おねだんが2500円から。こちらもお値段はリーズナブルです!
すき焼き以外にもいくつかの種類がありますので興味がある方はぜひ!
以上、最初の記事からの変更点でした。
暖手巣 かえるのお宿
tel:0771-42-3572
営業時間: 7:00~18:00
営業日:土日のみ
住所:京都府南丹市八木町山室山本33-