自然豊かな 大阪府能勢町
亀岡市から車でおよそ30分にある大阪府能勢町。当サイトでも能勢町のカフェに関してはこれまでにいくつか紹介してきました。
等々、当サイトではまだまだ、全然紹介することができていませんが、能勢町には魅力的なカフェがたくさんあります。
亀岡市から、車で30分、京都市や大阪市、神戸市のような都市部からも車を使えば一時間ほどで行けて、妙見山のような観光地もありますので、多くの観光客が訪れます。
都市部の喧騒から逃れて能勢町のような山間部の自然豊かないこいを求めて集まるのではないでしょうか。
そのためかカフェなどのランチを楽しむお店も周囲の自然を生かしたような作りになっている場合が多いように思われます。
我が亀岡市もお世辞にも都会と呼べるような街ではありませんが、能勢町の素朴さはまた亀岡とは違った魅力もあります。亀岡市も能勢町に見習って、京都市などのような都市にはないオリジナリティあふれるアイディアを使った街づくりをしていきたいものです。
亀岡から能勢まで行くには、国道372号線を使って、湯ノ花温泉を通過していくルートか、千代川から宮前、本梅を通っていくルートあたりになるでしょうか。
ただ峠道を超えていくことになりますので運転には注意が必要なことと、台風や大雨で土砂が崩れて通行止めになってしまう可能性があります。こればかりはどうしようもないですが、一度通行止めになってしまうと場所が場所だけに復旧には時間がかかってしまいますので、雨や台風などの後に能勢まで行くときには交通情報をチェックする方がいいかもしれません。
上のページを利用するか、これから紹介するツリーハウスの公式ホームページにも通行止めの情報が掲載されていることもありますので、訪問前には事前に見ておくといいでしょう!
自然に囲まれた 森カフェ
さて、これからご紹介する自然豊かなログハウスのカフェ、ツリーハウスの場所はこちらになります。
初めての人にはやや分かりにくいかもしれませんが、大阪から綾部をつなぐ国道173号線から一本横道に入ったところにあります。
周囲は山や田んぼが多くて、コレ!といった目印がありません。ナビを頼りに行ってもらい、この緑の大き目の看板を目印にして道を曲がるのが分かりやすいかもしれません。
ただ、もし間違ったとしても都市部ではないので、すぐにちょっと広くなった場所でUターンができますので、リカバリーは難しくないかと。
173号線を曲がると、こんな何もない道路を直進します。
不安がらないでまっすぐ進みましょう。周囲には時々、雑貨屋?のようなお店がありますが、無視して直進!
左手側にお目当てのツリーハウスが見えますが、看板に駐車場はもっと奥との記載があるので、建物が見えても数百メートルだけまっすぐ進みます。
すると、看板が見えてきますので、こちらに入ると到着です。
駐車場に入ると、隅の方に目立たない格好で犬小屋があり、熱そうに小屋の中で寝ていたのが可愛かったです。
静かで涼しい ログハウスカフェ ツリーハウス
テラスカフェ・ツリーハウス
tel:072-734-3963
住所:大阪府豊能郡能勢町天王285-167
営業時間:
[水~金]
10:00~17:00(L.O16:15)
[土・日・祝]
10:00~18:00(L.O17:15)
日曜営業
定休日
月・火(祝日の場合は営業)
さて駐車場はそこまで広くなくおよそ10台ほどのスペースのみ。
ちなみに人気店で、海外からの観光客がランチやカフェに訪れることもあり、英語表記のメニューがあったり、公式ホームページにも英語と中国語で併記してあったりと、日本人のみならず、外国人も日本の自然を楽しむためにここを訪れることが多いようです。
我々が訪れた時は6月の末。梅雨時で蒸し暑い季節でした。
店を訪れたらタバコを吸うか吸わないかを聞かれます。基本、分煙化がなされていますので、禁煙のひとが喫煙席に案内されることもないですし、煙が届きそうな場所にも案内されることはないはずです。
店はテラス席と、店内とがあるのですが、どちらで食べるか聞かれて、少し思案していると、タバコを吸わないならテラス席がおすすめよ! との店のオーナーらしきおばちゃんの一言で、有無を言わさずテラス席に決定。
このおばちゃんオーナーは気が利いて、お客さん一人一人にフレンドリーに声をかけたりして、長閑なカフェの雰囲気をさらになごませてくれておりました。
テラス席の目の前には緑豊かな木々が茂っています。横並びの席なのでカップルのデートにはお勧めです。
おそらく紅葉の木で、6月だったのでまだまだ緑色でしたが、秋の季節には紅葉が始まり、きれいになることは間違いないかと思います。
夏の暑さも、新緑の自然に囲まれて風も涼しくてまったりとした時間を過ごせます。耳を澄ませば遠くからは6月にも関わらずウグイスの鳴き声が聞こえてきて、山に囲まれた自然を意識され心が落ち着きます。
こんな自然の中でカフェを楽しむことができるのは非常に魅力的です。
テーブルにさりげなく置かれたバラがキレイでした。これ以外にもアジサイの花がテーブルに置かれていたりと、花や自然を楽しんでもらおうというお店の方のこだわりが見て取れます。
ログハウスのこの店内に非常にこうしたお花類がマッチをしています。
4種類のランチメニュー カレーにホットサンド!
ランチ時に訪問した私たちはランチメニューを注文。
タイカレー
焼きカレー
カレー
ホットサンド
の四種類のセットメニューがランチメニューです。セットメニューにはサラダとスイーツとドリンクがついてきます。もちろん、単品で注文することも可能。
スイーツはこちらの黒板に書かれた中から選択をします。季節によってスイーツは変わりますので、季節季節によっていろいろな味を楽しむことができます。
私たちがランチに選んだのはこちらの二種。
ホットサンドと焼きカレー!
どちらも注文が入ってから焼き上げるので、提供に時間がかかるとの説明がありましたが、そういう説明があると余計に美味しそうに感じますので、文句なしに了承。
デザートにはカトルカールを注文。ツリーハウスの手作りスイーツということで期待が膨らみます。
料理が来るのを待つ間、しばし周囲の長閑な自然を楽しみながら会話を満喫。せわしい都会生活に疲れた方はこのひと時がまさにいこいの時間になることでしょう。
ただ、時々、アリや虫が寄ってくるので、それだけは注意!虫嫌いな人はテラスよりも店内の方がいいかもしれません。虫が寄ってくると集中してランチやカフェも楽しめないでしょうし……。
待っている間も、お客さんが頻繁にやってきます。家族連れや女子会らしきグループ。カップルや夫婦など、様々です。人気店で時期や時間帯によっては順番待ちになるとのことですが、その日は特に順番待ちになる気配もなく、周囲の席も空いており快適に過ごせました。
焼きカレーとホットサンド、スイーツに舌鼓
しばらくして、注文した料理が来ます。
表面をカリッと焼いた焼きカレーは適度な辛さと甘みで絶品。ご飯も味がついており、細かいところでしっかりとしております。
ホットサンドは表面の香ばしさのサクサクで、中身はフワトロ。ハムとチーズとご飯が中に入っており、表面のパンとのサクサクの対比が見事にマッチしています。
4つあるホットサンドの中身は4つとも同じ具なので、途中で飽きるかなと思いながらも、そんなこともなく4つでも物足りないぐらい。
和え物のサラダとグレープフルーツがいい箸休めにもなります!
デザートはここツリーハウス手作りのカトルカール。飲み物にはオレンジジュース。飲み物はほかにも紅茶やコーヒー、お茶類もありました。
すこし硬めのカステラのような味。甘すぎず、優しい味わいでランチでお腹いっぱいになっていてもするりとお腹の中に入っていきます。
女子には特におすすめできる優しめのスイーツです。お皿の盛り付けも可愛くて、スイーツの表面の家の模様や、フォークの模様が可愛らしくて、インスタ映えもしますね。
ランチの味も店の雰囲気もお勧めできる森カフェ
ただし、お値段的にはやや高めでランチメニューは単品で頼んだとしても1000円は超えますし、セットメニューにすると2000円に届きそうになります。亀岡市などのカフェのランチに比べるとやや高めに設定はされてはいますが、その値段にふさわしいと思うぐらい、店の雰囲気もいいですし、料理の味も美味しかったです。
店内の撮影は禁止、との張り紙も貼られていたので、今回はテラス席のみの撮影となりました。店内はやや大きめの音楽が流れてシックな空間となっています。店内では小物類も販売されていましたので、興味がある方はそちらを覗いてもいいでしょう。
田舎の車でしか行けない場所にあるにもかかわらず、人気の高いこのお店は隠れ家的なログハウスカフェとして注目されております。
亀岡からも通いやすい場所にあります。熱い季節にはこちらで涼んで、長居も可能な雰囲気のカフェです。
また犬を連れての訪問も可能なように、少し離れた場所に犬と一緒に料理を食べられるような四阿も用意されています。
店員さんも細かく気づかいができて非常に居心地のいい、お勧めのカフェとなっています。
カップルのデートに、女子会のランチに、主婦たちのおしゃべりに、全体的に女性客が多めですが、どんなケースにも使うことができますので、ぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。
テラスカフェ・ツリーハウス
tel:072-734-3963
住所:大阪府豊能郡能勢町天王285-167
営業時間:
[水~金]
10:00~17:00(L.O16:15)
[土・日・祝]
10:00~18:00(L.O17:15)
日曜営業
定休日
月・火(祝日の場合は営業)