亀岡市にあった城跡シリーズとしては5弾目となります。(たぶん)
亀岡市の標高226メートルの山の上にある犬飼城
今回訪れたのは亀岡市の曽我部町にある犬飼城跡です。亀岡文化資料館にある資料によると、犬飼城は犬飼集落の北の山頂に位置し、南には犬飼川が流れる。上原氏(福知氏)が応仁元年(1467年)より居住した城で、天正十年(1582年)に落城したという。
クリック→上原氏について
歴史が全く分からないので、応仁元年をネットで調べるとそのまんまですが、応仁の乱があった時代です。時代でいうと室町時代になるらしい。
今から550年ほど前に115年間の間このお城が存在していたということですね。
(ちなみに、記者の肥後守くんによるとお城といっても亀岡城のような大きいものではなく小規模な城という感じらしいです。)
亀岡文化資料館でみた資料には地図が載ってるのですが、なんとなく場所が分かったので早速現地に行ってみることに。
亀岡市曽我部町 犬飼城現地に到着
曽我部小学校や、京都学園大学のあたりから車で数分のところに、目的の城跡があったであろう山を発見!周りは犬飼集落と田んぼ、犬飼川などがあり資料の通りだ。
この山の上に建物があったと思うとなんかすごいですね。
犬飼城跡の麓にある犬飼天満宮 古木・ホタルの名所!
城跡のある山の麓には神社とお寺があり、まずはそちらに訪れることに。
綺麗な犬飼川。
ちなみに犬飼川は亀岡市民には親しみのある、市民体育館の横に流れている川です。余談ですが、最近は分からないのですが6月頃には蛍が沢山いて、国道?の橋のところから見れてとてもおすすめスポットです。
ここは市民体育館のところのもっと上流の方に位置します。
実際のところ巨木がある神社は亀岡市以外にも結構あったりしますが、ここの巨木はなんかすごくて、下記の写真のようにおそらく皮がめくれたんですが、それが木そのもののような感じになって、全く木に詳しくはない私にしてみるととても珍しい光景でした。
木の生命力を感じさせるといいますか、そんな感じがしますね。つららのようです。
菅原道眞を祭神としているということもあり、牛のオブジェもありますね。
なんとなく西洋ちっくな表情。
しばし静かで穏やかなひと時を味わって、今回の探索を終えました。自然に囲まれ、穏やかな環境にある犬飼天満宮は、ひっそりとした場所にありますがよく手入れされて、とても素敵な場所です。みなさんも自然を感じに来て見てはいかがでしょうか。それではまた。
犬飼城について
そうなんです。今回のテーマは犬飼城跡を探索するという事だったのですが、今回はここで終了なのです!というのも城跡へと続く道は下記のような感じで、
関係者以外立ち入り禁止という事で、残念ながら探索をすることはできませんでした。訪れた時間も夕方だったのでこれから山を登るのも気が引けましたので・・・。いつかまた改めて許可を得て行ってみたいなと思います。
ただ、やけに厳重な雰囲気を感じたのですが、もしかすると城跡に何か隠された財宝などがあるのかもしれない。
関連
・【亀岡城跡シリーズ】亀岡市の鉱山の町にかつて存在した謎多き城「鹿谷城跡」を探索
・【亀岡城跡シリーズ】竹林の奥に隠された幻の城?矢田城を探る!
・【城跡シリーズ】亀岡市の埋もれた山城を探索。現松井八幡宮とは
・【城跡シリーズ7弾】穴太寺の近く。曽我部町の穴太城を探索しました!