厄除けの神
男性が数えの25歳、42歳、61歳。女性が数えの19歳、33歳、37歳。
上記の年齢が厄年で、その年は厄災が降りかかると言われている。その中でも男性の42歳、女性の33歳は大厄とされとくに凶事や災難に会う可能性があがる。
これらの凶事から逃れるために、厄除けとして神社へお参りしお祓いをしてもらうことが一般化している。
亀岡市千代川町拝田の拝田八幡宮はそうした厄除けの神社として亀岡市のみならず遠方からも多くの厄年の人々が訪れる神社として有名であり、そのため拝田の厄神さんと異名をとっている。
毎年2月に、拝田の厄神さんこと、拝田八幡宮で厄除けの神事が行われる。
今年、2018年は2月19日がその日である。
創建されたのは宝亀四年(773年)。蝦夷討伐のため相良親王に付き従った当地の拝田馬養というものが戦勝を祈願するために、山城国藤森神社を勧請したのが始まりという。
祭神は応神天皇、春日明神、諏訪明神の三社。
厄除けの神事が行われる日は、神前に多くの屋台が立ち並ぶ。
神社へ続く道だが、何もない日はこのように閑散としている。
だが、いざ神事の日となると、この道の一列に多くの屋台が出る。綿あめ、タコ焼き、トウモロコシ、焼きそば等々……。
階段にはちゃんと手すりがついていはいるが、結構のぼるのでお年寄りの方は気を付けて。
ここにも境内はあるが、本殿と拝殿はもう一つ階段を上った先にある。
来るときは混雑を予想して
普段は人気のない神社だが、厄除けの縁日の日となると相当な混雑となる。
特に、駐車場がないため路上駐車でいっぱいになるので注意が必要だ。
写真に写っているのが、神社へ行く途中の道だが、縁日の日はここも駐車車両でいっぱいになって車一台通れるのがやっととなる。
運転に自信がない方はなるべく手前の方で止めて歩いていくことをお勧めします。