皆さんこんにちは。今回は亀岡市のお隣にある南丹市八木町にある八木城跡を散策して来ました!
※兵庫県養父市八鹿町八木という所にも八木城跡というのがあるらしいですが南丹市の八木城です。
今まで過去に太田城、矢田城、並河城、鹿野城、犬飼城、穴太城と6箇所の亀岡市の城跡を巡って参りましたが、ほとんどの場合が城跡というよりは雑木林となっていました。
せっかくだから城跡の形跡があるところに行きたいなあと考えた我々は、勝手に本拠地とした亀岡文化資料館にて、勝手に師匠とした職員の方に、どこかいい城跡ないかお聞きしたところ、「八木城は少し石垣も残っていて、訪れる人もいる」とかなんとかで良いよ!とお勧めしていただいたので、まあ、次行くなら八木城だなと考えておりました。
そして、春の陽気で暖かいある日、特に行くところもなかったので何となくふら〜っと訪れてみました。まさかあんなハードな探索になるとは知らず・・・。
軽いハイキングやトレッキングにも最適な八木城跡
★まずは八木城とはこんな場所です。
八木城(やぎじょう)は京都府南丹市八木町八木および亀岡市宮前町神前周辺にあった日本の城。内藤ジョアンゆかりの城としても有名である。丹波国三大城郭のひとつで、黒井城、八上城そして八木城が数えられている。
JR西日本八木駅の南西にある、城山(標高344m)にある複合梯格式の山城である。城郭施設の広さは広大で、山頂部に本丸、支尾根筋にも多数の曲輪などの防御施設が築かれている。現在でも、本丸、天守台、石垣といった遺構が地表面から確認できる。ただ、沿革についてはよく解っていない点が多い。八木城の記載されている史料は多く、『太閤記』『明智軍記』『丹波風土記』『丹波興廃記』『籾井家日記』『内藤盛衰記』『八木町誌』等があるが、『日本城郭大系』によるとこれらの史料は原史料の十分な考察がされないまま引用され、それらが更に孫引用され誤りが多いのではないかとされている。また、丹波守護細川氏の守護代をつとめた内藤氏の居城であった他は、その存続期間や城主の系譜については明確でない点が多く、八木城は有名な山城ではあるが、不明な点も多い。
(以上、ウィキペディアより引用)
ウィキペディアの説明の様に、大変歴史的にも魅力のある場所でありますが、何と言っても私かめじ〜んは歴史が分からないもので、今回の記事は散策・山登り・ハイキング・スポット紹介・トレッキングという観点でご紹介したいと思います。
歴史的な面白小話は当サイト・エース記者であるひごのかみ君にお願いしたいと思います。乞うご期待?
それでは続きをどうぞ!
ちょっと分かりにくい場所にあります。亀岡市からはひとまず八木駅方面に向かいます。ですが八木駅までは行かずにその少し手前の「本郷口」という交差点を左折します。踏切を越えてそのまま道なりに進み、道なりにクネ〜と曲がってしばらくすると春日神社という立派な神社があり、その神社を過ぎると↓のような石碑が見えます。
「内藤ジョアンの碑」
八木城主キリシタン大名内藤如庵の偉業をたたえるため城山の麓に建てられた顕彰碑。との事らしいです。
その石碑の左側を見ていただくと↓のようなものが見えます。八木城イメージなんでしょうね。
全く説明していませんでしたが、八木城跡というのは、そこそこな山の上にあります。今まで我々が訪れた城跡はちょっとした小山や丘みたいな感じでしたが、八木城はそこそこの山の上にあるのです。
ここからは本当に山登りという感じなので、ひたすら森の写真になります。
登り始めはまだまだ体力100%なので木々の緑を堪能しつつ、最近覚えたインスタを更新なんかしながら登っていました!
ちなみに、訪れた日は気温も高く、Tシャツ一枚になりましたが汗だくでした。(そんな中でもひごのかみ君は爽やかな春色のジャケットを着ていました。)
ほんの数時間前まではベッドの中で布団に包まれていたんです。。まさかその後に八木町の山に登るとは夢にも思っていなかった。。
体力はすでに限界に・・・!それでも皆さんに、そして未来を担う子供達に感動をお送りしたいという一心で山頂へと向かいました。
ゴミが落ちていましたが逆にここまでよく持って来たなと・・・。
私が捨てるとしたら2合目あたりで捨てますね・・・。(捨てませんが)
上の方になるにつれて、なんとなーく道も険しくなっていました。
運動不足にはハードなコースですが、子供でも十分に登れる山道です。
8合目到着!
この辺で上から降りてくる先客さんとすれ違いました!もう少しで山頂と聞きほっとしました。
それにしても他にも登る人いるんだな!しかも一人だった。
そしてついに頂上、八木城跡に到着!
全く情報なく登ったので、山頂にこんなスペースがあるとは知らず驚きました!
しかも桜の季節ということもあり、満開ではなかったですが綺麗な桜も鑑賞することができました。
そしてこの景色である。
山々に囲まれ悠々と流れる大堰川など八木の町が一望できます。川沿いの公園では花見客が沢山いましたが、我々も少し変わったところで桜を堪能していたのでした!
この景色には普段人間の心を忘れかけている当サイトエース記者のひごのかみ君もこのはしゃぎようでした。
山の上でよく見渡せるということもあり当時はなんというかシンボル的な感じだったのでしょうかね。。
現代ではわずかに石垣が見れるくらいです。
当時の大名?みたいな人もここから景色を見ていたのでしょう。。
八木城跡散策はこれにて終了!
それにしても当時の人達はこの山を上り下りしていたのでしょうか。守り重視ということで山の上に建てたかもしれないですが、頻繁に上り下りしてたら大変だっただろうなあ。ですが、こんな山の上に城を設けるということは、それほど絶大な力があったということなんでしょうね・・・と適当なことを言ってみます・・・^^;
という感じで歴史的な話については他のサイトを参考にしてもらえればと思います。八木城はなんか割と情報が出ていますので。
レジャーとしての八木城散策としては、とても有意義な散策でした!山登りといってもハイキングのようなものなので、子供と一緒にでも登れます。私たちがダラダラ登って約45分ほどで登れました。特別危険そうな場所もありませんし、運動不足の人間にとっては低くもなく高くもなくちょうどいいです。ノン水分でも行けました。
そしてなんと言っても頂上がちゃんと整備されているとは思ってなかったので、ベンチなどもあり私的には良かった。(自然のままがいいと思う方もいるかもしれませんが)
桜も見れたし、そしてそして景色が良かった!天気も良かったし八木町も亀岡市も見えてとても良かったです。頂上でお弁当など食べたいですね。
皆さんもぜひ訪れて見てはいかがでしょうか。