亀岡市に突如として現れるイギリス村!
京都府亀岡市の9号線。加塚交差点を亀岡市役所とは反対方向の大阪側へ向かいます。曲がりくねった峠道をひたすらまっすぐ走り、曽我部町から西別院へ入り、しばらく行くと見えてくるのがドゥリムトン村です。
9号線を曲がることおよそ15分。亀岡駅からは20分ほどの距離で、車なら非常に行きやすい距離です。
大阪方面からでも、池田市から30分ほど。京都方面、大阪方面からどちらでもアクセスしやすくなっていますが、公共交通機関ですと、電車だと亀岡駅から歩いて行ける居ではないのでタクシーを使う必要がありますし、バスを利用するとなると1~2時間に一本しか運航していないので正直、利用しにくいかと。。。
行くならやっぱり車しかないという場所です。
初めて行く人はこんなところに?と不安に思うかもしれませんが、イギリスの田園風景をコピーしたようなこの村には、人里離れた場所こそぴったりのように感じられます。
英国風の街並みを楽しむ
ドゥリムトン村には5棟の建物のみの小ささですが、その雰囲気はまさにイギリスの村という感じ。
車を駐車場に止めてエントランスに入るとそこはレストラン・カフェ「ポントオーク」の受付になっておりそこで注文をして、それから入村するという流れです。
エントランスからイギリス風の建物が待ち構えています。看板のどこかバタ臭いキャラクターがいい味出してます!
エントランスで注文後、食事はおよそ30分まちでしたが、待ち時間の間に村の中を散策できますので、待っている間が退屈ということもありません。
まさに小さなイギリスがここに移転してきたというようで、ここが亀岡であることを忘れてしまうかのような異国情緒があります。
この雰囲気から観光客もたくさん来ており、特にデート中のカップルをたくさん見ることができました。
他にも一眼レフのカメラを携えた人も多く京都で外国の風景を撮影できるということで、フォトジェニックなスポットとして注目をされています。
村内にはアンティークショップのような建物がいくつかあり、そこで家具や食器類、楽器や洋服などを販売しています。それなりのお値段ですが品物は本物ぞろいという感じ。
いくつかほしいなと思うものはあり、手に取りましたが値札を見てそっと元に戻しました。。。
イギリス郷土料理を味わえるカフェレストラン
そうして村の中を散策していると、最初の受付で渡された待ち札から音が鳴り順番が来たことを知らされ、カフェレストランのポントオークへと向かいます。
上品なイギリス紳士のような日本紳士のスタッフに案内されて店内へ。イギリスの建物に、イギリスの小物が並び、バックではイギリスのカントリーミュージックが流れると、まさにイギリスの邸宅へ訪れたかのような錯覚を受けるぐらいです。
料理もフィッシュアンドチップスとミートパイ。飲み物には紅茶、という典型的なイギリスの料理を選択。
案内されたのは窓際の席で、窓の下には続々と村を訪れるお客さんたちを見下ろすことができました。
一番多いのがカップルでそれから、子供を連れたファミリーもいました。私たちが食事中に、ただ一組だけ男同士のグループを見ましたが、どことなく居心地悪そうでした^^;
訪れるなら家族か恋人とがいいのかもしれません。。。
さて、ポントオークで食べた食事ですが、やや癖のある香辛料を大目に使われた味でした。これも日本人好みにアレンジされることなく、現地風の味ということでしょう。
徹底したこだわりの見えました。
飲み物の紅茶は申し分なく、上品な味に舌鼓!
教会やホテルもあるよ
ドゥリムトン村ではほとんどの人が、ポントオークを利用して村の中を散策して楽しむだけかもしれませんが、村内にはそれ以外にも協会のチャペルにB&Bというホテルもあります。
ドゥリムトン村で結婚式を挙げたり、宿泊したりすることも可能です。エントランス付近ではウェディングのドレスが飾られていましたので、結婚を控えたカップルは一度下見に来てもいいかもしれません。
日本に居ながらにして英国の地で結婚式を挙げたような雰囲気を味わえるかもしれませんよ。
また、途中何度か見たのが、ネコ!
村の中を堂々と歩いていました。2匹か3匹ほどがいましたので、村の飼い猫かと思われますが自由に歩き回る猫を見て牧歌的で心が癒される我々でした。
ドゥリムトン村
住所:京都府亀岡市西別院町柚原水汲12
TEL: 0771-27-3004
営業時間:11~16時(15時LO、土・日曜、祝日は10時30分~20時、19時LO)
定休日 :不定休
公式ホームページ