2018年。亀岡では地震や大雨、台風などで多くの自然災害に襲われました。
尊い人命が失われたました。またそれだけではなく、農作物の収穫にも多大な影響が及ぼされています。
多くの地域で、お米の収穫を控えた8月中旬には台風21号による大風による稲が倒れるという被害にあいました。
稲刈り機による収穫は、稲が倒れていては難しいし稲が水に漬かってしまうと最悪食用として使用ができなくなります。収穫できたとしても品質の低下を招いてしまいます。
また稲刈り機での収穫は、稲穂が乾いている状態でなければいけません。雨の日の収穫は無理なので、カラッと晴れた日でないと収穫は無理なのです。
2018年は台風のせいで収穫の時期を過ぎてしまい、そのため稲が発芽をし始めている光景もみられました。
発芽すると品質が悪化し、それを商品として売ることはまず無理となります。肥料用に売るしかなくなり、当然食用よりも大幅に売値は下がってしまいます。
ただでさえ昨今は生活が苦しくなりがちな農家ですが、2018年は自然災害のせいでより一層苦しむこととなりそうです。自然の恵みで食べさせてもらっている農家なのだから、自然に恨みも言いにくいかもしれませんが。。。
亀岡は大消費地の京都市の隣であり、多くの農作物を京都市に卸しています。亀岡市の不作は亀岡のみならず京都市あるいは全国に影響を及ぼすこととなるでしょう。
台風の影響でどれだけ不作になるのかはまだ不明ですが、農家の方々の頑張りにより少しでも多くの収穫が見込めるようにお祈り申し上げます。