向日神社
所在地:京都府向日市向日町北山65
阪急西向日駅から徒歩数分に位置する向日神社。地元の人からは「明神さん」と呼ばれ慣れ親しまれている。
創建は奈良時代、養老2年(718)。2018年に創建1300年を迎える歴史ある神社。
元はその地の鎮守の森に乙訓座火雷神神社(おとくににいますほのいかづちじんじゃ)と向日神社の二つの社があり、建治元年(1275年)には向日神社に併祭されることとなり、現在の向日神社の形を整えて今に至る。
本殿は国の重要無形文化財にも指定されている三間社流造で、東京の明治神宮のモデルともなった。
祭神は
向日神
火雷神
玉依姫命
神武天皇
の四柱。
向日神社のある小山は、かつての長岡京の中心地であり、麓に都の中心である長岡京が作られ東に数百メートル行くと大極殿がある。
小山の北裾には稲荷古墳が発掘されており古代から中心的な土地として発展をしてきたのが分かる。
神社の西に面しているのが西国街道で、「辛口商店街」として積極的に町おこしの活動を行っている向日商店街が広がっている。西国街道に面した鳥居をくぐると、300メートルほどの長い石畳の参道が本殿に向かって伸びている。
左右には桜やカエデの木が生えそろっており、春には桜の花が、秋にはカエデの紅葉が、と四季折々の自然を楽しませてくれる憩いの散歩道となっている。
季節には花見や紅葉狩りなど家族やカップルが観光を楽しむことができる。
参道途中には幼稚園があり子供のはしゃぐ声や迎えに来た親御さんの声が、木々のトンネルを微笑ましい日常の色に飾り付ける。
観光に来た場合は、参道の先、本殿の手間側に駐車場が広がっているので、そこに車を止めることになるが、そうするとせっかくのパワースポット的なこの長い参道を楽しむことができない。
いったん車を駐車場に止めて後戻りをして参道をゆっくりと散歩して楽しむのをお勧めする。
西国街道からの鳥居・門柱
参道
舞楽殿
本殿・拝殿
末社・勝山稲荷
駐車場・休憩場
開催時間・営業時間 :拝観自由
料金:自由参拝
お問い合わせ 電話番号: 075-921-0217
住所 :〒617-0005
向日市向日町北山65
交通手段◆阪急京都線「西向日」駅下車、徒歩10分
◆JR京都線「向日町」駅、または阪急京都線「東向日」駅から車で5分
駐車場:駐車場あり