京都府亀岡市は、違反者から千円を徴収する路上喫煙禁止区域に、JR亀岡駅をはじめとする市内5駅周辺の道路を指定する方針を決めた。2019年7月1日から適用するという。
市は受動喫煙や子どものやけど防止のため、路上喫煙規制条例を2018年7月1日に施行した。罰則を適用する禁止区域について検討してきた。
市によると、JR亀岡駅と馬堀駅の南側、並河駅と千代川駅の東西両側、トロッコ亀岡駅の南側をそれぞれ指定するとし、京都スタジアム(仮称)建設が進む亀岡駅北側は20年春の完成前に追加指定する方針。禁止区域は公道に限り、私有地は対象外となる。
市は2019年1月に正式決定し、案内看板を設置して駅利用者に周知を徹底する。違反者を取り締まるため、府警OBを嘱託職員として採用することも検討し、市職員も巡回する予定だ。
JR亀岡駅と馬堀駅前に設置する屋外喫煙スペースを巡り、市民から「存続か廃止か」について、さまざまな意見が寄せられてきたが、喫煙者への配慮と同時にポイ捨てを防ぐため、存続を決めた。市健康増進課は「受動喫煙防止の観点から、喫煙スペースの場所を再検討し、喫煙者、非喫煙者ともに理解が得られるようにしたい」としている。
スタジアムの完成も近づき、各地からの観光客も増加することでしょう。
もう一度来たい、と思われるような街づくりの一環として路上喫煙の禁止化はいいかもしれませんが、ただ禁止にするだけではなくて、喫煙スペースの設置などで喫煙者に対してのフォローは大事かと思われます。