今日ご紹介するのは、かやぶきの里で有名な美山町の湧水、「神田の水」です!
美山といえば南丹市の北東部に位置する自然豊かな景勝地。特に秋の季節には山一面紅葉でおおわれて多くの観光客が訪れます。
また、ここ最近ではドラゴンクエストウォークの京都府のお土産場所のひとつとして選ばれたことから、若い人たちも訪れることも多くなったとか。ただドラクエユーザーはお土産を入手したらすぐに帰ってしまいます。。。美山牛乳ぐらい飲んでいってくださいね。
水の郷百選 「神田の水」
そんな自然豊かな美山を横断しているの由良川。京都は丹波高地に源を発し、美山、綾部、福知山を通り日本海へと注がれる豊かな川。
由良川の上流に位置する美山では、まだ工業用水や家庭用排水などでに侵されることのない、清涼なきれいさをたたえています。
その由良川の湧水はその清涼さから、京都府で唯一、国から水の郷百選として選ばれるほどです。
それがこちらの「神田の水」です。
どんな日照りの時でも枯れることはなかったと伝えられています。ほんとかどうかはともかく、今も滾々と湧き出ています。ミネラル豊富で硬度も高く、鉄などの汚染もほとんどない清水です。
水をくむのは何も制限されておらず自由です。地元の人たちがペットボトルやポリタンクを一杯にしている姿も見受けられますが、基本田舎ですので、ほとんど人はいませんので、ほぼ独占状態です!焦らされることもなく、ゆっくりと水を汲めます。
場所は、山に囲まれている田舎道の沿道にありますが、向かいには町おこしのために作られた美山名水株式会社の工場があります。こちらの会社は、この美山の水をくみ上げ、天然水やお茶などを販売されています。この工場の真向かいにあるので、そこを目印にするといいでしょう。それでもひっそりとしているので見逃す可能性がありますが。。。
訪れた時期が夏場でしたので、雑草が生い茂っていていました。
近くの柵には可愛らしい小鳥が。
右手の小屋のようなのが神田の水。左手が美山名水株式会社の工場です。
美山には鉄道は走っていないので、ここまで来るには自動車かバスが必須です。自動車なら亀岡市街から一時間ほど。バスなら徒歩五分の位置に南丹市バスのバス停があります。亀岡からはやや離れた場所にありますので、神田の水を汲みに来たついでに、美山の観光名所のかやぶきの里や、カフェなどでランチを楽しんでいってもいいかもしれませんね。